バイエル薬品は、手術が困難、あるいは免疫療法が効果を示さない進行性の腎細胞がんの患者さんを対象とした抗がん剤「ネクサバール」(一般名:ソラフェニブトシル酸塩)を発売しました。
ネクサバールは、進行性腎細胞がんを適応症として世界で初めて承認を取得した経口分子標的薬で、腫瘍細胞増殖と腫瘍血管新生の両方を阻害することによって、がんの成長を抑制します。
腎細胞がんは、国内における腎がんの患者さん(約1万人)の約80%の方を占めており。国内における罹患数は年々増加傾向にあります。従来、腎細胞がんの治療では、外科手術、その後のインターフェロンαやインターロイキン2による全身免疫療法が、行われてきましたが、外科手術が不可能な患者さんや免疫療法が奏効しない患者さんでは十分な効果を期待できる治療法がありませんでした。